2023/07/19 10:55







− CBDとはどんな成分?

CBDとは「カンナビジオール」の略称で、大麻草から抽出される成分の一つです。

本来、私たちの体には生きるために必要な身体調整機能(ECS機能)が備わっています。

しかし、ストレスや老化などにより、このECS機能に不可欠な「内因性カンナビノイド」が欠乏すると、

様々な不調を引き起こします。

CBDは「植物性カンナビノイド」として、ECS機能を正常に整える動きがあると言われており、研究が進んでいます。

中毒性はなく、WHO(世界保健機構)、WADA(世界アンチドーピング機構)にも認定されている合法で安全な成分です。








− CBDは違法?

CBDは日本において合法な成分です。使用はもちろん、所持や譲り受け、譲り渡しのいずれにおいても問題はありません。誤解をされやすいのは、抽出される大麻草にTHC「テトラヒドロカンナビノール」という法律で規制されている成分も含まれているためです。このTHCは、いわゆるハイになるなどの精神作用があり、CBDとは効能が正反対の全く異なる成分ですが、成分抽出の際、微量ですが混入してしまうものがあります。


CBDは大麻草の葉や花、茎などの部位から抽出できますが、現在の大麻取締法では「茎と種子」からのみ取られるCBDが合法であり、それ以外は大麻取締法で規制されています。


CHANT.の原料に使用しているCBDは、この規制にのっとったCBDアイソレート※を使用しています。どうぞご安心ください。


※CBDの原料は3種類に分類されます。
●フルスペクトラム(日本では大麻取締法の規制対象)
大麻草に含まれる化合物(カンナビノイド)が全て含まれ、THCも含有する。
●ブロードスペクトラム(日本で現在流通しているものは大麻取締法の規制対象外)
フルスペクトラムのTHC及び規制成分を除外した抽出物。希少成分であるCBGやCBN、CBC等も含まれる場合がある。
※以前はTHCのみを除外したものが流通しておりましたが、2023年8月30日の指定薬物部会でTHC系全般の包活規制が決まったため、現在はTHCBやTHCVなども除外されています。

●アイソレート
ブロードスペクトラムからCBDのみを抽出したもので、より純度の高いCBD(クリスタル)が生成される。CBDアイソレートは粉末状で無味無臭のため、化粧品と相性が良い。






− CBDは安全?

CBDはWHO(世界保健機関)でも安全性が認められている成分です。2017年に発表された報告では、「CBDには依存症や乱用の可能性は認められない」ということが示されています。

また、同報告において医療分野でも、てんかん治療や痛みの軽減をはじめパーキンソン病、アルツハイマー病、関節リウマチなどの病気に効果が期待できると報告されています。

≪引用:WHO(世界保健機関)|カンナビジオール(CBD) 事前審査報告書≫


スポーツ界では、WADA(世界ドーピング防止機構)において、CBDはドーピング薬物規制対象から外されています。THCをはじめとするCBD以外の成分は現在もドーピング薬物規制対象であり、CBDは大麻由来成分の中でも特に安全性に優れた成分と認められています。

世界のアスリートが、リラックス効果や痛みの緩和を目的にCBDを使用しているのが実情です。